高知県香南市「絵金蔵」に行ってきました。土佐の絵師・絵金の息づく町だ!


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どうも、片岡です。

高知県にはすごい絵師が、江戸時代にいたんですよ。

それが、弘瀬金蔵 (絵金)という人です。

http://www.pref.kochi.lg.jp/_files/00011815/ekin_3-p1.jpg

【参照】絵金 | 高知県庁ホームページ

 

 

彼の絵は丁寧に保存され、年に一度だけ各地で展示されます。

そのくらいに高知県にとっては貴重な文化遺産でもあるんですよ…。

 

絵金の門下には「武市半平太」「河田小龍」という

土佐きっての文化人・為政者が学んだと言われています。

 

そんな高知の誇る文化人の息づく町、香南市の「絵金蔵」へ向かってみました。

 

 

 

【参照】「ちゃがまらん」という高知ローカルのYoutuberグループより引用。

2017年度の「絵金祭り」をレポートしてました。内容も面白い。

youtu.be

 

 

高知市から東へ20kmの香南市へ。

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・車でだいたい40分弱

普通列車を使って1時間ほどで、香南市「あかおか駅」に到着。

 

国道55号線から北に路地へと入ったところに、

「絵金蔵」はあります。

 

レンガ造りの路面、真新しい木と白塗りの建物です。

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正面には舞台「弁天座」もあります。

笑福亭鶴瓶さんや、市川海老蔵さんらの上演もある有名な場所です。

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さぁここから、絵金蔵へと入っていきますよ……。

 

入るとこんな感じ。

ここで入場チケットを購入します。

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特別展示も開かれていました。

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*なお、絵の展示室はすべて「撮影禁止」となっております。

現物の絵は、ぜひとも現地でじっくりご覧くださいませ…!

 

展示室にあった説明から一部引用しながら書き記していきます。

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【展示室①】まずは、修復された絵画が5点展示!

http://www.asahi.com/sp/and_travel/articles/images/AS20161107002327_comm.jpg

⬆︎ *写真はイメージです。 【参照:朝日新聞

 

2017年7月11日〜23日にわたって、

「只今、帰りました展」と称して修復された絵 5点が展示されていました。

 

いずれも、歌舞伎の演目が題材となっております。

 

 

【展示室②】2枚の常設絵と、絵の時代・文化背景を。

http://www.gomen-nahari.com/tomo/image/tomo_store/image_12.jpg

⬆︎ *写真はイメージです。 【参照:ゴトゴトWeb 香南市赤岡町

 

ひとつ目の展示室を抜けると、次は説明も交えての展示室へ。

定期的に展示する絵を替えているようです。

 

絵金さんを模した木人形はかなり大きく、身長6尺(約180cm)あったと伝えられているそうで…。

筆者のぼくと同じくらいの身長(!)

 

 

 

【展示室③】絵金さんのエピソード100選と共に。

https://media-cdn.tripadvisor.com/media/photo-s/01/81/ef/33/ausstellungsraum.jpg

【参照】 トリップアドバイザー

 

そうして3つ目の展示室へと移ります。

絵金さんにまつわる沢山のエピソードが記されています。

やはり非常に詳しいな……。

 

ここで、かいつまんで「絵金さん」について説明しますね。

 

弘瀬金蔵(通称:絵金) とは。

髪結い(現在でいう理容師)の息子に生まれた。

類稀なる画才を持った金蔵は18歳で江戸に上って狩野派に師事。

 

土佐藩のお抱え絵師となるも運命は暗転し、

咎人*1 として、城下追放の憂き目に逢う。

流浪の末に、赤岡に身を寄せるまでの10年間の消息は今もって空白のままだ。

 

ここ絵金蔵では、

彼が暮らした幕末の赤岡の町を背景に彼にまつわる様々な話を紡ぎながら

その実像定まらぬ絵金の姿を追っていく。

 

展示ブースでは、

・絵金の修復された絵が、合計7点展示されていた

・時系列に沿って、絵金の生涯について説明がされていた

・特に「なぜ偽物の絵を書いた事件が起こったのか?」「土佐藩から解雇されてからどこへ行ったのか?」についての詳細

・当時の絵の特徴・テーマ

 

について、綺麗に展示され、かつ詳しい考察がなされていました。

絵については、修復から戻ってきたばかりなのでぜひともご覧いただきたいところです。

 

ようやく、販売ブースに戻ってきました。

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ブースの角には、絵金蔵を紹介する電子スクリーンがあります。

ここでも、絵金の説明を見ることができます。

 

絵金の絵がなぜ "赤"を中心に使われているのか、なぜ赤岡で盛り上がったのか説明がありました。

 

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激しいほどの絵金の血赤は、

邪気を家の中に入れないための「魔除けの色」であった。

 

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夜須で採れた銅鉱からは緑や青の絵の具が生まれ、

絵金の芝居絵に「生命」を吹き込む。

 

それは、周辺に鉱山を持つ豪商の町「赤岡」だからこそ生まれた色、

そして文化であった。

 

 

【結論】現在も丁寧に、絵金の絵は受け継がれている。

というわけで、高知県香南市の赤岡には今もなお文化遺産としての、

「絵金の芝居絵」が残されています。

 

歴史が残る地域・高知県にお越しの際は、

ひとつ香南市に訪れてみてはいかがでしょうか…!

 

 

【詳細情報】

場所:高知県香南市赤岡町538

   Google MAP

営業時間:9:00~17:00

休業日: 月曜日

 

 料金:

大人…500円

高校生…300円

小・中学生…150円

※ 龍馬パスポートによる特典あり

 

 

【追伸】絵金にまつわる舞台も応援してます!

僕が店主を務める「はりまや橋ゲストハウス」で、絵金の舞台のスポンサーとなっております。宣伝・告知と宿泊の優遇で支援させていただいてます!

 

2017年9月22日まで、クラウドファンディングの募集もしております。

どうぞ、応援のほどお願いします〜。

 

 

 

*1:偽物の絵を描いた罪を着せられた