片岡、100年越しの故郷へ。

Return to My roots, from Hokkaido.

「中退」ルートがあっても全然不思議じゃない日本社会の方がよくない?


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4月末から若者を受け入れていて、その1ヶ月の過程で思ったことを。

 

 

 

 

この若者は、高校を中退して高知県にやってきました。

彼はこんなことを語ります。

 

”部活も、修学旅行もやり切って、もうやることが無くなって。

勉強もsin cosとか、何のために勉強しているか分からなくなって。

だったら「高校にいる意味ないな」「早く仕事したい、社会に出たい」って思いました。"

 

僕は共感しました。 

そりゃあ社会と接点がなかったら数学の公式やら化学式がどう役立つか分からんわ。

歴史やら文学、英語学ぶモチベーションもへったくれもないよなぁと。

 

加えて、彼は夢中でとあるスポーツをしていました。

腕前はあるらしく、間近で見てきた2~3歳上の有名選手のことを話していました。

今でもよく、暇さえあれば高校時代の競技の動画を見ています。

 

(ここからは僕の推測なのですが、

近くですごい選手を見て、対戦できる立場・環境にあったが故に、

"自分はこれ以上のレベルでプレーできない"と悟ったのではないかなぁと思います。

だから、彼は社会に出ることを選んだのではないかなぁ……)

 

 

幸い、彼はうちの宿に少し顔を出しているうちに、

"英語は、もっと勉強したいと思いますね〜"

と嬉々として話していました。

 

新しいモチベーションができて、何かを起こすキッカケにしてくれたら嬉しく思いますね。そんな意味で、彼のことは応援してます。

 

 

社会経験が乏しいままに出ることは、つらい。

「大学を出たけど意味なかったわ……」という主張は、こうした社会経験の乏しさからとりあえず就職してしまった結果、生じているんじゃないかなぁ。

 

 

こんなに激務とは思わなかった…!

こんなに社内政治ばっかりにエネルギーを使わないといけないのか…(絶望)

残業多すぎだろ。飲み会無駄やんけ。

 

…などなど、22,23歳の社会人1年目で、ようやく初体験する人は多いんじゃないですかね。

 

そんなことを思った、1年前。

 

【当時読んだ参照記事】

早稲田政経卒業したけど、学歴なんて必要ないよ。 | カルロス天才.com

早稲田政経卒業したけど、非効率な投資だったな……。 : まだ東京で消耗してるの?

 

こんな感想は、たかだか18才の勉強しかやって来なかった若造に、

バイト程度の責任感を背負ってきた20歳そこらに、わかるわけがありませんよね。

 

で、貴重な一年を無為に使って退職する方が勿体ない気が……。

 

 

あ、これ僕もたどってきた道です。

こうした社会経験の乏しさを後悔したのは、23歳の夏でした。

 

これまで何をしてきたのか語れない大学4年の僕。

(もちろん自分なりにあったのですが、学生時代の達成事項と社会との接点が全く合わなかったのでした。)

 

さらに、社会の構造を全く把握していないまま、就職することに恐怖を抱きました。

 

( なんか人材業界のビジネスモデルを知らないまんま受けたけど、最終面接まで来てしまった…。)

 

(ていうか2次面接で名刺を忘れる痛恨のミスをしてる俺を、なんで通したんだ…?)

 

( 散々、部活動やら寮で社会人の世界に足を突っ込んで来たのに、こんな初歩的なミスをしている自分の4年間ってなんだったんだ… 学もない社会も知らぬ自分に東京で生きていける自信なんてないぞ )

 

…とまぁ、安住に甘えながら大学に、寮に居たことを後悔しているわけで。 

ということもあって、僕は大学の1,2年生に、高校生の世代の支援をしております。

後押しするから、存分にやりなさいな!的な。

 

社会に出てから感じたこと?

僕もおぼろげながらも、体感していて、

「経営者って人件費を掛けたくないんだな…」

「固定費下げるのホント大事」

「フォーラム来たけど座りっぱだなぁみんな…ていうかこの待ち時間使えるだろうよ!(無論やるに決まってるだろうよ)」

 

…などと実感することが多くなりました。

そのまんま雇われで下っ端戦士スタートだったら、そこまで考えることなかったんだろうなぁ…。

 

 

 

今はいい時代で、中退者への就業支援もありますね。

「まずは社会経験を積んで、それから大学へ行こう」

という人がもっといてもいいんじゃないかなぁ。むしろその方が、学ぶモチベーション

としてはいっそう高まると思うので!

 

高卒、大学中退者の就職支援にも強い!学歴ではなく人物重視の企業と面接ができる!就職ならジェイック!

 

「ワーキングホリデー」で、海外経験を積むのもいいと思います。

同郷の友人、きゅうまくんは元気しているかな…?

カナダに1年住みます!僕が行く目的とやりたいことリスト - きゅうまがじん

 

 

……とまぁ、今回の感想としては、

もっと柔軟な、融通の利く日本にしようぜ!ってことです。

 

幸いにして、ここまで失業率の低い、

稼いで食い扶持を確保できる国はないと思うので。

雇用逼迫、成長の壁に 失業率22年ぶり低水準 :日本経済新聞

 

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