片岡、100年越しの故郷へ。

Return to My roots, from Hokkaido.

【北海道1日目】12年ぶりの夕張市。"日本初の財政破綻"した町の現状を見てきた話。


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まずは新千歳でレンタカーを。

夕張市までは、レンタカーを使っていきました。

使用したのは「北海道レンタカーリリース」

中古車を扱っており、初期費用が軽減されているために、

安い価格帯での利用が可能です。

 

なんと、丸1日で2000円から!

保険を追加しても3000円の初期費用ですみました。

(あとはガソリンを満タンにして返却する必要がありますが、それでも総費用15000円以内が可能ですよ~)

 

新千歳から夕張の流れはこんな感じ

夕張まではだいたい50kmほど。

車で行けば1時間~かかるのが普通。

 

ちなみに電車を使うと、2時間くらいかかるのですねぇ

夕張市は、

「巡るスポットが少ない」

「町が南北に広い」

ので、レンタカーを使って行かれるのがオススメです。

 

新夕張駅~夕張駅は間に5駅あるので妙に時間かかるんだよなぁ。

10km…こんなに広いとは思わなかった!

 

 

 

 

 

 

 

北海道へ「地域おこし協力隊」で移住した富安さんと会ってきた。

 

さて、夕張市にはこんな方がおります。

地域おこし協力隊で北海道に移住された「冨安 寛樹 (とみやす ひろき)」さんとお会いしてきました。

 

富安さんは立教大学を休学して「平取町」に入られ、

職員として務めたあと、知人のご縁で夕張市に引っ越しました。

現在は、シェアハウス(兼エアビー物件)としてゲストさんを迎え入れています。

住民募集中!シェアハウス新夕張、オープンしました!

 

時期によっては、農業・スキー場での仕事も兼務しているとのこと。

(富安さんと対談してきました。Part1)←後日、まとめます。

 

そんな夕張歴2年近くの冨安さんに、夕張を案内していただきました。

(写真はまた掲載します。)

 

夕張の街はこんな感じ

ざっと、夕張について説明・言語化すると、

ご存知の方もいると思いますが、

夕張市はもともと「炭鉱の町」として発展したのですね。

 

最盛期には10万人もの人口がいた、北海道でも大きな街の一つでした。

 

しかしながら、

エネルギー革命によって石炭から、運搬、輸送しやすい

ガソリン・電気へと移ってからは仕事がどんどんなくなり、人口は急速に減少。

 

その後も手を打った政策が軒並み失敗したため、

今では人口9000人にまで減りました。

 

今ではかつての最年少市長「鈴木直道」さんの尽力の元、

市の再生が図られています。

 

実際に巡ったのですが、

なんだかちょっと、寂しい感じがしましたね

 

 

夕張の主なエリアとしては、

新夕張駅周辺

・新清水

夕張駅周辺

 

となっています。

 

それぞれが3~5kmの距離にあるのがネックですかね。各地域での交流が難しいのです。

 

一番大きなエリア「夕張駅周辺」には、

マウントレースイ大手ホテル、スキー場併設。駅の目の前という、すげー好立地。

ゆうばり屋台村同じく駅前のレストラン施設。ひろめ市場みたいな良い雰囲気。

ゆうばりホテル シューパロマウントレースイと並ぶ、もう一つのホテル。ちょっと距離はあるかな?

 

がメーン。これがうまいこと連結できればと思うのですが、現実はそうでもないそうです。

 

 

 

 

 

これから増えゆくであろう、消滅可能都市で、何を生み出すのか。

さて、ここからは僕の私見です。

 

僕が記憶に残っている、夕張の風景は15年前にさかのぼります。

確か小学5年生の「社会研修」みたいな1泊2日の研修旅行でしたかねぇ。

 

あの時は「ゆうばり石炭村」という観光スポットがありました。これですね。

http://www.yubari-resort.com/contents/wp-content/uploads/museum01.jpg

夕張リゾート » 博物館 より

 

ちっちゃな小学生の研修旅行ですから平日に行ったのですが、それを考慮しても人が少ない、寂しい印象でしたね。見かけたのは4~5人だったけな。

 

一応、破綻と再生の歴史を引用すると、こんな感じですね。

当園を運営する第3セクター「石炭の歴史村観光」は黒字とされており[15]自己破産を申請する直前の2006年(平成18年)3月期決算も同様であったが[1]

夕張市から委託料を受け取って売上を夕張市へ入金する業務委託契約であったためで[1]

2005年(平成17年)度の「石炭の歴史村観光」の売上高は約13.6億円で夕張市からの委託料26.5億円の約半分と実態は大幅な赤字であった[1]

 

同年(2006年)11月29日に札幌地方裁判所に自己破産を申請して破綻した[1]

 

2007年(平成19年)に加森観光が指定管理者となり、その関連会社である夕張リゾートの運営で同年4月27日に再開した[2]

ただし、遊園地「アドベンチャー・ファミリー」は再開されないまま野ざらしの状態が続き[18]、2008年(平成20年)5月から解体を開始、撤去された[19]

石炭の歴史村 - Wikipedia より

 

まちづくりのノウハウが蓄積された現代では、お金をかけずとも、

初期投資を軽減して何かを起こすことが可能な時代になりました。

 

もちろん、将来性・需要見込みという経営的視点とは切っても切り離せませんが、

数多のできてしまった「余白」を埋めながら、あたらしい何を作れるのか?

そんな期待が、わずかながら残っているのです。

まずは、

 

しかし、市場の流れに逆らうようにあたらしい価値を生み出すことができず、

歴史的に滅びる自治体もこれから発生する可能性があります。

なお「歴史的に」という定義については、

・合併による自治体名の消失

を指しておきます。

 

なぜ合併によって、自治体名を消失せざるを得なかったか、理由を掘り下げるならば、

「将来的な人口推移・歳入が、自治体財政を支えられるだけの体力がなかった」

ということです。

 

そうして、大きな市や同規模の町村と合併をせざるを得なかった自治体は、

数多くあったわけです。

 

再生の過程にある夕張市もまだこの課題の克服に取り組んでいる最中ですが、

これからは、

・有効なビジネス・観光材料を生み出せない自治体

・財政を道府県庁や、国(中央政府)の助成金に依存する自治体

・世代交代のスピードが遅い自治体

・地域間のファクター同士が、非協力的(行政主体・民間企業・住民がわを問わず)

はどんどん消滅していくのでしょう。

 

そしてそのスピードは「地域にある有力な主体同士が、非協力的であるほど、滅びる速度は早まる」のでしょう。

現代の、おおきな価値観の一つである「多様性」とは逆行した、「寡占(もしくは独占)」の体制は、確実に不平不満・ヘイトを一身に集めてしまうからです。

 

僕が聞いた夕張市は残念ながら、そんな地域に見えました。

2017 2.4 追記

ここでは、夕張市が短中期的に苦しい理由を述べておきます。

具体的な説明しろよ!という声があったので、ここで僕の見えた夕張市について記述します。

 

ここは、行政の失態という話ではないのですが、 

夕張市は「財政制約」があるため、有効なビジネスを生み出すサポートがなかなかできない状況にあります。

つまり、有効なビジネスを作る主体は、民間企業の方が大きなウェイトを占めているわけです。

 

そして、夕張市内でビジネスを起こす主体となっているのが、

加森観光」という会社です。マウントレースイなど、ホテル、スキー場の設営を行っている主体ですね。

 

地元の方とも話しましたが、

加森観光の一社しか、有効なビジネス主体が存在しないこと。

…エアビーなど、新しい主体の経営者が欲しい。宿泊業ひとつ例に取っても、寡占・独占状態は望ましくない。

 

・(確たる情報かは不明ですが)周辺にあるレストラン宣伝・チラシの一切を断っているらしい。

 

…という話もあるそうです。

 

昨年3月に、100年近くにわたって、夕張を支えてきた企業が倒産・閉業したこともあり、街づくりのファクターが、ますます加森観光に集中しそうですね…。


 

 

 

しかし、それだけ「余白がある」というわけですよ。

すでにその余白に入って、ビジネスを起こそう!という方もいらっしゃます。

ブログの世界だと「るってぃ」さんが分かりやすいですかね。

彼は「Airbnb」を利用した地域づくりの第一人者と、お見受けしました!

 

Airbnb×夕張ミートアップ参加直前!るってぃトラブル集まとめ | エアログ

Airbnbで夕張に3日滞在し、忘れていた童心を取り戻した【廃校保健室】 | エアログ

 

 

わずか人口9000人の余白から、どんなものが誕生するか注目してみたい地域です。

この記事から、2~3本ほど夕張と、その周辺について書こうと思いますので、どうぞ宜しくお願いします。

 

 

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