Re-vival from Kochi.

北海道出身の筆者が、祖父のルーツを求めて高知県に戻りました。ブログを書くことを通じて、もう一度生き直します。

【タイ5日目・最新】新「寝台夜行列車」をレポート。さぁバンコク→チェンマイにGO!!


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※2017.4.14 校正、再編集しました。

 

どうも、片岡(@KT_Okey)です。

タイに新しい夜行列車(寝台列車)が生まれたのでレポートします。

 

僕がおそらく、日本人で初めて「新・夜行列車をレビュー」というわけですかね。

日本円にして、2000円から始まる夜行列車は、非常にオススメです。

タイに行ったら、夜行列車に乗ってくれよな!!!

 

※ 1/20 「二等席はこんな雰囲気」 を追加しました。

 

 

※このツアーは「旅するローカルアジア」の協賛でお送りします。

 

 

バンコクチェンマイへ「夜行列車」に人生・初乗車!

タイの首都・バンコクから北部の街に向かう2016年11月11日。

もともとこの日に夜行列車に乗ることが決まっていました。

 

「生まれて初めて乗る夜行列車はどんな感じかな…???」

とワクワクしていたんです。wktkwktk。

 

日本にもむかし、ブルートレイン北斗星など憧れの夜行列車があったのですが、

新幹線や飛行機が整備されるとともに、軒並み廃止されていきました。

僕も乗りたかった……。

 

 

正直、夜行列車に乗る前は、

「タイだから多少ボロくても、文句はないよねぇ…」

とか思ってた時期が僕にもありました。

 

いやほんとタイ国鉄の皆さん申しわけない!

これがびっくり、すごく綺麗だったんですよ…! 

 

 

新しく導入された「夜行列車」に乗ることができるサプライズ!

 

 しかも、

この日が運行初日!!!

 

あらかじめチケットを予約していたミツルさんも、

「きょうから新しい列車が入ることは、全く知らなかったなぁ。

僕らはラッキーだよ!!」

 と言っておりました。えぇマジか!

 

 

初めての寝台特急で、こんな嬉しいイベントが待ち受けているとは!!!

嬉しいですねぇ〜!!!

 

 

 

※実は、2014年から計画は始まっていたんですって。

 

この新しい「夜行列車」の導入を報じたニュースはこちら。発見しました。

 タイ国鉄(SRT)が、中国の鉄道車両大手・中国中車に発注した客車など115両の第1陣、13両が12日にSRTに引き渡される。

 1等座席・寝台1両、2等座席・寝台10両、食堂車1両、動力車1両で、バンコクとタイ北部チェンマイ、東北部ウドンタニ、ノンカイ、南部ハジャイを結ぶ路線に投入される予定。

 SRTは2014年に、1等座席・寝台9両、2等座席・寝台88両、食堂車9両、動力車9両を46・7億バーツで中国中車に発注した。

 今年11月までに全車両が順次納車される予定。

 

2016/06/06 タイ国鉄の中国製新車両、12日に引き渡し | newsclip (ニュース、経済、企業のニュース)

 

ちなみに、このバンコクチェンマイ間の夜行列車に、

「"北斗星"みたいな名前はないのか?」と調べてみると、

 

「ウタラウィティー」という名前が付いていました。

 (どんな意味なのかな…。分かる方は教えてくださいっ!)

 

 

 

日本人・初☆「ウタラウィティー」をレポート!

おそらく僕が、日本人・初の「タイ 新・夜行列車」のレポートをするわけですかねぇ。

さぁ行くぞー!!!

 

 

 

 

車内はこんな感じ!

 

ひとつの座席に二人は余裕で座れますね!

ボロいだろうなぁ〜とか思っててほんと申しわけない。

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充電用のコンセントもあり、機材の充電も可能です。

テーブルはちょっと小さめ。iPad一つでいっぱいいっぱいかな。

まぁ折りたたみ前提ですので、しゃあなし。

 

ここから移動してみましょう。

ちなみに僕らがいるのは「二等車」で、

このほか「食堂車」「一等車」もあるんですよ。

早速移動してみましょうか。

 

通路を歩いていると、トイレ・洗面台があります。

気になるトイレに水回りを覗いてみると…?

「おぉー、清潔感バツグンだ!!!」

「えんたくさん、めっちゃ綺麗ですよこれ!」

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移動中、ベッドを設置するスタッフさんの姿が。

寝台に変形させる、お仕事の最中でした。

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食堂車もありました。

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メニューには、軽食・飲み物がメインで取り揃えてあります。

値段は30~60バーツ(約100~200円)と手軽な価格帯。

 

 

食堂車には、放送局・新聞社・雑誌の取材陣もたくさんいました。

試食、明日の予定打ち合わせやら、記事制作でこの人だかり!!

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カタカタカタ… 「特集はどんな構成にしようか?」プレスの方々や、旅行客で賑わいます。 

 

手前のプレスの方が、取材している様子。

耳をそばだてて、聞いてみました。

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_「どうしてこの列車に?」

 

バンコクからチェンマイへ行くのに、旅行で使ったんだ。今日に合わせて、乗車券を購入したよ」

 

 

食堂車で、お弁当を購入してみました。

 炒飯を購入。

 

これで35バーツ(約110円)はやっすいなぁ…。軽食にも困りません!

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さらに前側に進んでみると、一級車両が見えてきました!

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個室型で、騒音のしない優雅そうな、お空間でした……。

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コアなファンが見ると、レアな車両なんだって!

鉄道ファンの方から、

「プルマン式とは、タイ国鉄やるなぁ」とのコメントが。

 

あんまり知識がなかったので、尋ねてみました。

 

 

どうやら詳しい方の解説によれば、かなりレアなタイプの夜行列車でした!

以下、要約をまとめておきますね。

 

①導入された列車の寝台は「プルマン式」というタイプである。

 

「プルマン式」は、まんなかにある通路を隔てて、両端に座席のあるタイプのことを指します。

 

ふだんは座席として使い、

肘掛けやテーブルを折りたたんでベッドとしても利用ができるのです。

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※ちなみに別のタイプも解説すると、

片側に通路があり、すでにベッドタイプの座席が設置してあるような、

「開放式B寝台」もあります。

 

こちらの方が、世界的にメジャーなタイプになりつつあるとのこと。

 

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②設置に時間がかかるため、世界的に減っている、レアなタイプ。

で、「プルマン式」はいちいち座席をいじって、ベッドにしなくてはいけないので、人件費コストが生じます。

 

この理由から、すでにベッドが固定された「開放式」がベターなモデルになっているのだそうです。

 

実際、スタッフさんが「はい、ベッド設置するよ〜。荷物避けてね」と、カチャカチャと手を加えている様子は端から見ていると、ちょっと大変そうでした。

 

 

 

③でも、かつての日本は「プルマン式」だった。

 

しかし、この寝台列車は鉄道ファンからすると是非とも乗ってほしいシロモノとなっております。

なぜかというと、昔の日本国内の寝台列車はこのタイプが主流であったためなんですって。

 

 

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…「豪華寝台特急」などと称され、その設備として個室車両がありますが、一方、ブルートレインの減少などで、従来の開放式寝台が少なくなり、稀少な存在となっています。

しかし、日本の寝台車は山陽鉄道プルマン式寝台車ではじまり、後に豪華な開放式寝台車が製造されました。

 

 日本では寝台車を個室化せずに、開放式のまま一等寝台車が戦前、戦後を通して製造され、また、昭和40年代には世界初の寝台電車を開放式でデビュー。

 三段式に始まり広幅の二段式で完成型となったブルートレインも、黄金時代を通し開放式寝台を基本とするなど、日本は、開放式寝台車両を活用させ、乗客たちから最も親しまれてきました。

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鉄道遺産を訪ねて vol.12|歴史|トレたび - プルマン式A寝台、開放式B寝台、電車三段式寝台 より引用

 

 

わかる人が評論すると、

タイでは昼に長距離移動の列車が多いので、プルマン式の方が座席数を取れて、いい列車だよ!

 

 との評価だそうです。教えてくれた方どうもありがとうございました!

 

 

 

二等席はこんな雰囲気です。

パタン…パタン…

スタッフのお兄さんが、座席からベッドに設置してくれます。

ありがとうございます^^

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ちょっとわかりづらいですが、寝そべって見るとこんな感じ。

180~185cmの身長でも、十分に収まる縦幅です!

(横に荷物をまとめても邪魔になりません)

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ただし!注意点もあるので書いておきましょう。

①毛布一枚だけなので、重ね着の対策は必須!

冷房の効き方が強いので、寝るときに身体が冷え込みます。

重ね着の準備はしておきましょう。

 

たとえば、軽量なフリースジャケットは一着あるといいでしょうね。

パンツ(ズボン)も忘れずに!

 

 

②二等席については、消灯がない。

ずっと電気が点いたままだったので、1・2回は起きてしまいましたね…。光に敏感な方は対策が必要。

 

気になる方は「アイマスク」「耳栓」を買っておきましょう〜。

 下記⬇︎が特にオススメです! 

ピップ イヤーホリデイ ペン型 ソフトな耳せん 専用ケース付(PIP EAR HOLIDAY)
by カエレバ

…夜は過ぎ、朝になりました。

 

 

 

さぁ、しっかり寝られたし、チェンマイへと足を踏み入れる…。

どんな景色が見えてくるかワクワクしますね!

 

どうぞ、チェンマイ編をお楽しみに!

 

 

 

 

【あとがき】タイ王国で、ノスタルジックな日本を感じませんか?

なぜに "ノスタルジックな日本" と書いたのか…?

それは、日本国内で乗車できる夜行列車が少なくなっているからなのです。

 

新幹線の拡大、LCCの飛行機が増便…確かに日本国内を回るためのアクセスは確実によくなっています。

これは、若者にとっては「どこへでも行ける」という意味では確実に進歩しているはずなのだから。

 

ですが、「昔の日本にはこんな文化もあった」と呼べるモノが消滅し、風化していくことはまた寂しいものでもあります。

 

この記事を読んでくださった、

若者のみなさんに。懐かしさを感じたみなさんに。

 

是非とも、日本にもこんなスタイルの夜行列車を使って旅していたことを伝えてくださると幸いに思います。

 

したっけ、チェンマイ編に続きます…!

 

 

【保存版】タイ国鉄の夜行列車の情報をまとめてみました。

①予約方法

こちらのサイトにて、複数の方法を載せています。

ご参考にどうぞ。

 

30日前からの予約が可能とのことです!

 

 

②時刻表について

バンコクチェンマイ
09 バンコク発18:10 チェンマイ着07:15(+1)  

10 チェンマイ発18:00 バンコク着06:50(+1) 

タイ国鉄、新型車両をバンコク~チェンマイ線など主要路線に投入 | アジアトラベルノートより引用 

③費用・運賃について 

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タイ国鉄、新型車両をバンコク~チェンマイ線など主要路線に投入 | アジアトラベルノートより引用

 

単位は「バーツ」(1バーツ=3.21円*1)

なので、「2等車・上段・731バーツ=2346円という計算に。

これで電車泊しながら移動となるので、割安感がありますね…。

そしてこれが1等下段になると、1,453バーツ=4660円となります。

 

 

 

 タイ王国編はこちら。

www.shingokataoka.com

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*1:2017年1/19で算出